虎屋文庫:和菓子だより
東京都立中央図書館で和菓子の本が展示されています
「和菓子のひととき ~いとおかし~」 会 期:開催中~7月4日(水曜日) 会 場:東京都立中央図書館1階伝統・文化コーナー(港区) 入場料: 無料 6月16日の和菓子の日に合わせ、全国銘菓ガイドブックや美しい和菓子の写真集、レシピブック、各地の博物館の図録まで、館蔵の和菓子関係の書籍約70点を和菓子の歴史に関わるミニパネルとともに紹介しています。虎屋文庫の機関誌『和菓子』や展示小冊子、虎屋所蔵の菓子木型5点も合わせて展示されていますので、是非ご覧ください。 詳しくはこちらをご覧ください。 お問い合わせは東京都立中央図書館(03-3442-8451)までお願いいたします。
東京都立中央図書館で和菓子の本が展示されています
「和菓子のひととき ~いとおかし~」 会 期:開催中~7月4日(水曜日) 会 場:東京都立中央図書館1階伝統・文化コーナー(港区) 入場料: 無料 6月16日の和菓子の日に合わせ、全国銘菓ガイドブックや美しい和菓子の写真集、レシピブック、各地の博物館の図録まで、館蔵の和菓子関係の書籍約70点を和菓子の歴史に関わるミニパネルとともに紹介しています。虎屋文庫の機関誌『和菓子』や展示小冊子、虎屋所蔵の菓子木型5点も合わせて展示されていますので、是非ご覧ください。 詳しくはこちらをご覧ください。 お問い合わせは東京都立中央図書館(03-3442-8451)までお願いいたします。
「大内帳」「大福帳」 明治40~43年(1907~10)頃
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 *画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。 虎屋には、お客様からのご注文内容を記録した帳簿類が数多く残っています。写真は、明治40~43年頃のもの。御所のご注文専用の「大内帳(おおうちちょう)」と、それ以外のお得意様のご注文を記録した「大福帳(だいふくちょう)」の2種類があります。 一見普通の革表紙の洋装本ですが、開くと中の頁はなんと和紙。不思議な作りですが、記入済みの和装本の帳簿を後から西洋の装丁にならって製本し直したものであることが、修復のため解体したことにより判明しました。当時のお客様や、菓子の名前・価格等がうかがえる記載内容についてはもちろんのこと、製本方法の珍しさからいっても貴重な史料です。 文字は墨で書かれている。傍線部は「夜の梅」。
「大内帳」「大福帳」 明治40~43年(1907~10)頃
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 *画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。 虎屋には、お客様からのご注文内容を記録した帳簿類が数多く残っています。写真は、明治40~43年頃のもの。御所のご注文専用の「大内帳(おおうちちょう)」と、それ以外のお得意様のご注文を記録した「大福帳(だいふくちょう)」の2種類があります。 一見普通の革表紙の洋装本ですが、開くと中の頁はなんと和紙。不思議な作りですが、記入済みの和装本の帳簿を後から西洋の装丁にならって製本し直したものであることが、修復のため解体したことにより判明しました。当時のお客様や、菓子の名前・価格等がうかがえる記載内容についてはもちろんのこと、製本方法の珍しさからいっても貴重な史料です。 文字は墨で書かれている。傍線部は「夜の梅」。
羊羹を切る
棹菓子とよばれる羊羹は切り分けて食べるところにまた趣があるもの。 虎屋菓寮では、8分切り(約2.4cm)でお出ししていますが、みなさまはいかがでしょうか。透けるほど薄く切ったり、さいの目にしたり、厚さや形を変えると食感も変わってきますので、ぜひいろいろお好みでお試しください。 さて、和菓子店で使う専門の道具に「羊羹包丁」というものがあります。薄手で幅の広い刃が特徴で、両刃になっているため、真上から力を加えると羊羹をまっすぐ切ることができます。ほかにも、やわらかい蒸菓子や押物を切り分ける際などにも製造現場で広く使われています。 羊羹包丁
羊羹を切る
棹菓子とよばれる羊羹は切り分けて食べるところにまた趣があるもの。 虎屋菓寮では、8分切り(約2.4cm)でお出ししていますが、みなさまはいかがでしょうか。透けるほど薄く切ったり、さいの目にしたり、厚さや形を変えると食感も変わってきますので、ぜひいろいろお好みでお試しください。 さて、和菓子店で使う専門の道具に「羊羹包丁」というものがあります。薄手で幅の広い刃が特徴で、両刃になっているため、真上から力を加えると羊羹をまっすぐ切ることができます。ほかにも、やわらかい蒸菓子や押物を切り分ける際などにも製造現場で広く使われています。 羊羹包丁
八王子市生涯学習センター川口分館「市民自由講座」のお知らせ
昨年刊行した『和菓子を愛した人たち』をもとに、虎屋文庫の森田環(研究主査)がお話しをします。坂本龍馬が姪にたとえた金平糖、文豪・谷崎潤一郎が語った羊羹の美など、偉人たちの「お菓子な」エピソードをお楽しみください。 市民自由講座「虎屋文庫による 和菓子と偉人たちをめぐる ちょっと良い話」 日時2018年5月26日(土)14:00~15:30 場所八王子市生涯学習センター川口分館 第2・第3学習室(川口やまゆり館2階) 対象どなたでも/要予約・先着40名 料金260円(お菓子代) 応募方法など詳しくは、八王子市のホームページをご覧ください。
八王子市生涯学習センター川口分館「市民自由講座」のお知らせ
昨年刊行した『和菓子を愛した人たち』をもとに、虎屋文庫の森田環(研究主査)がお話しをします。坂本龍馬が姪にたとえた金平糖、文豪・谷崎潤一郎が語った羊羹の美など、偉人たちの「お菓子な」エピソードをお楽しみください。 市民自由講座「虎屋文庫による 和菓子と偉人たちをめぐる ちょっと良い話」 日時2018年5月26日(土)14:00~15:30 場所八王子市生涯学習センター川口分館 第2・第3学習室(川口やまゆり館2階) 対象どなたでも/要予約・先着40名 料金260円(お菓子代) 応募方法など詳しくは、八王子市のホームページをご覧ください。
青山グリーンアカデミーにて《茶の湯文化学》「菓子の世界」(全5回)が開講されます。
連続5回講座の3回目「史料で楽しむ京の菓子」の講師を虎屋文庫 中山圭子が務めます。山紫水明の古都、京都。四季折々に、多種多様な和菓子が暮らしを彩るとともに、訪れる人々を楽しませてくれます。今回は江戸時代の史料を使いながら、その歴史や魅力をご紹介します。 開 催 日:平成30年4月~9月の第3土曜日(8月はお休みです) 第1回「和菓子の歴史」 4月21日(土) 東京大学史料編纂所教授 山本博文 第2回「南蛮菓子と日本への影響」 5月19日(土) 菓子文化研究家 溝口政子 第3回「史料で楽しむ京の菓子」 6月16日(土) 株式会社虎屋 虎屋文庫専門職 中山圭子 第4回「茶会記にみる菓子の変遷」 7月21日(土) 茶道資料館顧問 筒井紘一 第5回「饅頭の歴史」 9月15日(土) 塩瀬総本家取締役会長 川島英子 講演時間:13:30~15:30 料 金:一般16,200円、賛助会員12,960円 (全5回/いずれも税込)...
青山グリーンアカデミーにて《茶の湯文化学》「菓子の世界」(全5回)が開講されます。
連続5回講座の3回目「史料で楽しむ京の菓子」の講師を虎屋文庫 中山圭子が務めます。山紫水明の古都、京都。四季折々に、多種多様な和菓子が暮らしを彩るとともに、訪れる人々を楽しませてくれます。今回は江戸時代の史料を使いながら、その歴史や魅力をご紹介します。 開 催 日:平成30年4月~9月の第3土曜日(8月はお休みです) 第1回「和菓子の歴史」 4月21日(土) 東京大学史料編纂所教授 山本博文 第2回「南蛮菓子と日本への影響」 5月19日(土) 菓子文化研究家 溝口政子 第3回「史料で楽しむ京の菓子」 6月16日(土) 株式会社虎屋 虎屋文庫専門職 中山圭子 第4回「茶会記にみる菓子の変遷」 7月21日(土) 茶道資料館顧問 筒井紘一 第5回「饅頭の歴史」 9月15日(土) 塩瀬総本家取締役会長 川島英子 講演時間:13:30~15:30 料 金:一般16,200円、賛助会員12,960円 (全5回/いずれも税込)...
三代歌川豊国「二十四好今様美人 甘い物好」 文久3年(1863)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 左上の枠内には、竹籠に入った桜餅が描かれている。 *画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。 三代豊国による24枚の美人画シリーズのうちのひとつで、おやつを楽しむ様子が描かれています。右下の器に盛られた菓子が何か、はっきりとはわかりませんが、紅や緑、青といった色合い、花や葉をかたどったような形は、砂糖菓子の有平糖や打菓子を思わせます。両手に菓子を持ち、嬉しそうに口に運ぶ女性。時代を問わず、「甘い物好」なら誰もが共感してしまう1枚ですね。
三代歌川豊国「二十四好今様美人 甘い物好」 文久3年(1863)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 左上の枠内には、竹籠に入った桜餅が描かれている。 *画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。 三代豊国による24枚の美人画シリーズのうちのひとつで、おやつを楽しむ様子が描かれています。右下の器に盛られた菓子が何か、はっきりとはわかりませんが、紅や緑、青といった色合い、花や葉をかたどったような形は、砂糖菓子の有平糖や打菓子を思わせます。両手に菓子を持ち、嬉しそうに口に運ぶ女性。時代を問わず、「甘い物好」なら誰もが共感してしまう1枚ですね。