虎屋文庫:和菓子だより
『あじわい』No.231(2026 SUMMER)に寄稿しています
虎屋文庫のスタッフが、全国銘産菓子工業協同組合(全国銘菓)の広報誌『あじわい』に、「和菓子探検」を連載しております。 今回は、「旅のみやげに菓子を!」と題して、旅にちなんだ各地の菓子をご紹介しました。下記からご覧いただけますので、どうぞご一読ください。https://www.zenkokumeika.com/ajiwai/
『あじわい』No.231(2026 SUMMER)に寄稿しています
虎屋文庫のスタッフが、全国銘産菓子工業協同組合(全国銘菓)の広報誌『あじわい』に、「和菓子探検」を連載しております。 今回は、「旅のみやげに菓子を!」と題して、旅にちなんだ各地の菓子をご紹介しました。下記からご覧いただけますので、どうぞご一読ください。https://www.zenkokumeika.com/ajiwai/
おさらい集 昭和30年(1955)頃~平成中期
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 「おさらい集」一~三(各12.5×18.2×1.0㎝) 「二」に収録されている「子守」の頁 「おさらい集」は、和菓子屋ならではの掛紙の見本帳で、木版の多色刷物です。日本舞踊や長唄(ながうた)、清元(きよもと)などの日本の伝統芸能のおさらい会(発表会)で配る「蒔物菓子(まきものがし)」のために、演目にあわせたデザインが100種類以上も掲載されています(3冊)。昭和30年(1955)頃から平成中頃まで、重版され使われていました。蒔物菓子とは、出演者が関係者に配るお土産のことです。最中や、紅白の饅頭などのほか、演目にちなんだ意匠の生菓子が好まれています。なお、蒔物とは、「蒔」に種をまく意があるので、「まく」から「配るもの」の意味になったといわれています。とらやでは、現在、木版刷のおさらい集掛紙のご注文はお受けしておりませんが、虎屋文庫は版木を版元から引き取り、菓子の文化を伝える資料として所蔵しています。例として、映画「国宝」にも登場した、可憐な娘姿の藤の精が踊る舞踊「藤娘」をご覧ください。登場する折にかぶる黒の塗笠と、手に持つ藤の枝が描かれています。 「版木」(上)灰色:藤の枝や塗笠の輪郭の部分、(下左)黒:塗笠、(下右)赤:塗笠の紐 (上)緑:藤の葉と花房、(下)紫:花房 「おさらい集」や版木は、2026年6月10日(水)から9月23日(水・祝)まで、「江戸木版画と浮世絵展」(於・虎屋 赤坂ギャラリー)にて展示しております。この機会にぜひご来場ください。 *画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。
おさらい集 昭和30年(1955)頃~平成中期
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 「おさらい集」一~三(各12.5×18.2×1.0㎝) 「二」に収録されている「子守」の頁 「おさらい集」は、和菓子屋ならではの掛紙の見本帳で、木版の多色刷物です。日本舞踊や長唄(ながうた)、清元(きよもと)などの日本の伝統芸能のおさらい会(発表会)で配る「蒔物菓子(まきものがし)」のために、演目にあわせたデザインが100種類以上も掲載されています(3冊)。昭和30年(1955)頃から平成中頃まで、重版され使われていました。蒔物菓子とは、出演者が関係者に配るお土産のことです。最中や、紅白の饅頭などのほか、演目にちなんだ意匠の生菓子が好まれています。なお、蒔物とは、「蒔」に種をまく意があるので、「まく」から「配るもの」の意味になったといわれています。とらやでは、現在、木版刷のおさらい集掛紙のご注文はお受けしておりませんが、虎屋文庫は版木を版元から引き取り、菓子の文化を伝える資料として所蔵しています。例として、映画「国宝」にも登場した、可憐な娘姿の藤の精が踊る舞踊「藤娘」をご覧ください。登場する折にかぶる黒の塗笠と、手に持つ藤の枝が描かれています。 「版木」(上)灰色:藤の枝や塗笠の輪郭の部分、(下左)黒:塗笠、(下右)赤:塗笠の紐 (上)緑:藤の葉と花房、(下)紫:花房 「おさらい集」や版木は、2026年6月10日(水)から9月23日(水・祝)まで、「江戸木版画と浮世絵展」(於・虎屋 赤坂ギャラリー)にて展示しております。この機会にぜひご来場ください。 *画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。
与謝蕪村筆「初夏之山水図」 天明2年(1782)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。初夏之山水図(570㎜×1870㎜) 文人画とは、俳人、詩人、文筆家などが描いた絵画のことで、芸術家の精神性、世界観の表現や、職業画家にはない味わいが魅力です。与謝蕪村(よさぶそん・1716~1783)は、松尾芭蕉、小林一茶と並び称される江戸時代を代表する俳人で「春の海ひねもすのたりのたりかな」「菜の花や月は東に日は西に」の俳句で知られています。絵は独学ながら、中国絵画を研究した抒情的な画風で人気を博しており、文人画でも巨匠といえるでしょう。写真の作品「初夏之山水図」は、高さ190cm近い山水画です。幾重もの山の風景には、小さく庵と人物、橋を渡って庵に向かう人物も描かれています。自然にかこまれた静かな住まいで、本を読んだり友と語らったりして過ごしたい。近くに流れる川のせせらぎを聞きながら…というスローライフの理想の姿でしょうか。「壬寅夏六月(1782年6月)写於白雪堂」亡くなる半年ほど前の年紀が記されています。 「初夏之山水図」は、2026年4月18日(土)から5月17日(日)まで、虎屋所蔵品展「山を望む」(於・虎屋 京都ギャラリー)にて展示しております。この機会に是非ご覧くださいませ。*画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。
与謝蕪村筆「初夏之山水図」 天明2年(1782)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。初夏之山水図(570㎜×1870㎜) 文人画とは、俳人、詩人、文筆家などが描いた絵画のことで、芸術家の精神性、世界観の表現や、職業画家にはない味わいが魅力です。与謝蕪村(よさぶそん・1716~1783)は、松尾芭蕉、小林一茶と並び称される江戸時代を代表する俳人で「春の海ひねもすのたりのたりかな」「菜の花や月は東に日は西に」の俳句で知られています。絵は独学ながら、中国絵画を研究した抒情的な画風で人気を博しており、文人画でも巨匠といえるでしょう。写真の作品「初夏之山水図」は、高さ190cm近い山水画です。幾重もの山の風景には、小さく庵と人物、橋を渡って庵に向かう人物も描かれています。自然にかこまれた静かな住まいで、本を読んだり友と語らったりして過ごしたい。近くに流れる川のせせらぎを聞きながら…というスローライフの理想の姿でしょうか。「壬寅夏六月(1782年6月)写於白雪堂」亡くなる半年ほど前の年紀が記されています。 「初夏之山水図」は、2026年4月18日(土)から5月17日(日)まで、虎屋所蔵品展「山を望む」(於・虎屋 京都ギャラリー)にて展示しております。この機会に是非ご覧くださいませ。*画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。
虎屋黒川家文書「御出入商人中所附」 宝暦4年(1754)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 「御出入商人中所附」(おでいりしょうにんちゅうところづけ)は、御所に出入する商人285軒と、御用の開始時期を記した文書です。 表紙によれば宝暦4年(1754)10月の成立ですが、冒頭に「元禄十四巳年 東山院様御在位之時 禁裏様御用人」とあり、東山天皇在位中の元禄14年(1701)時点の御用商人等を記した原本が別にあり、それを宝暦4年に書写したものと考えられています。御所出入が許されたということは、すでに信用や地位を確立していたはずで、京都の商工業の歴史を知る上でも貴重な史料といえるでしょう。 「餅御菓子麪類」の部分です。「虎屋近江」とあるのが虎屋で、後陽成天皇在位中(1586-1611)から御所御用を勤めていたことがわかります。朝廷より官職名「近江大掾(おうみだいじょう)」を頂戴していたため、江戸時代には虎屋近江と名乗っていました。川端道喜、二口屋能登、虎屋近江、桔梗屋土佐、橘屋伊勢が餅と菓子、丸屋市郎兵衛と素麪屋勘左衛門は麵類と素麵を扱っています. ほかの頁も見てみましょう。 この頁には茶碗焼物類の職人と、御茶師が記されています。音羽焼惣左衛門は京焼の窯元でしょうか。また、御茶師の条に上林峯順、星野宗以、上林三入、辻善徳ら、多数の宇治茶師が並び、宇治茶の隆盛ぶりがうかがえます。 このほかの商売の品目や職業名を抜粋すると、呉服、表具師、絵師、書籍、筆墨、紙、蒔絵師、刀剣、両替、時計、魚屋、八百屋、麩屋、酢屋、豆腐屋、昆布屋、酒屋、油、炭、大工などなど多種多様で、すべてをこのコーナーでは紹介しきれません。全頁の写真及び翻刻は虎屋文庫機関誌『和菓子』11号(有料)でご覧になれます。
虎屋黒川家文書「御出入商人中所附」 宝暦4年(1754)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 「御出入商人中所附」(おでいりしょうにんちゅうところづけ)は、御所に出入する商人285軒と、御用の開始時期を記した文書です。 表紙によれば宝暦4年(1754)10月の成立ですが、冒頭に「元禄十四巳年 東山院様御在位之時 禁裏様御用人」とあり、東山天皇在位中の元禄14年(1701)時点の御用商人等を記した原本が別にあり、それを宝暦4年に書写したものと考えられています。御所出入が許されたということは、すでに信用や地位を確立していたはずで、京都の商工業の歴史を知る上でも貴重な史料といえるでしょう。 「餅御菓子麪類」の部分です。「虎屋近江」とあるのが虎屋で、後陽成天皇在位中(1586-1611)から御所御用を勤めていたことがわかります。朝廷より官職名「近江大掾(おうみだいじょう)」を頂戴していたため、江戸時代には虎屋近江と名乗っていました。川端道喜、二口屋能登、虎屋近江、桔梗屋土佐、橘屋伊勢が餅と菓子、丸屋市郎兵衛と素麪屋勘左衛門は麵類と素麵を扱っています. ほかの頁も見てみましょう。 この頁には茶碗焼物類の職人と、御茶師が記されています。音羽焼惣左衛門は京焼の窯元でしょうか。また、御茶師の条に上林峯順、星野宗以、上林三入、辻善徳ら、多数の宇治茶師が並び、宇治茶の隆盛ぶりがうかがえます。 このほかの商売の品目や職業名を抜粋すると、呉服、表具師、絵師、書籍、筆墨、紙、蒔絵師、刀剣、両替、時計、魚屋、八百屋、麩屋、酢屋、豆腐屋、昆布屋、酒屋、油、炭、大工などなど多種多様で、すべてをこのコーナーでは紹介しきれません。全頁の写真及び翻刻は虎屋文庫機関誌『和菓子』11号(有料)でご覧になれます。
十返舎一九『餅菓子即席手製集』 文化2年(1805)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 カステラづくりの挿絵 『東海道中膝栗毛』で知られる戯作者の十返舎一九(じっぺんしゃいっく)(1765~1831)。 『餅菓子即席手製集』は彼の手がけた菓子製法書です。餅や饅頭など、比較的庶民的な菓子を中心に70種類以上が紹介されており、挿絵も全て一九の手によるものとされます。 餅菓子とはいえ、本書には意外にも南蛮菓子が見られます。なかでも注目したいのはカステラで、製造風景の挿絵つきで紹介されています(上図)。生地を流した平鍋を、焼き釜の中に入れて焼いたり、できあがったものを切り分けたりする姿が見られ、興味深いです。これ以外にも、菓子を幸せそうに頬張る人や、菓子づくりの様子を見つめる子供など、菓子を楽しむさまざまな人々が描かれており、本書の大きな魅力となっています。 記載されている材料を見ると、どれも業務用、あるいは大人数向けの分量のため、当時の読者は作るというより、挿絵つきの読み物として本書に親しんでいたのではないでしょうか。一九も、主な読者層である一般庶民が楽しめるように、というねらいを持って絵を描いたのかもしれません。 他の製法書の場合、人物の絵はほとんどなく、このように人々の活気が伝わってくるものは大変珍しいといえます。不正確な記述も多い『餅菓子即席手製集』ですが、これらの挿絵のおかげで、当時の暮らしや菓子づくりの様子を伝える貴重な資料として注目できます。 ※画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。 参考文献 鈴木晋一、松本仲子編訳注『近世菓子製法書集成Ⅰ・Ⅱ』平凡社、2003年松下幸子「餅菓子即席手製集」『vesta』第33号、1999年、p83
十返舎一九『餅菓子即席手製集』 文化2年(1805)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 カステラづくりの挿絵 『東海道中膝栗毛』で知られる戯作者の十返舎一九(じっぺんしゃいっく)(1765~1831)。 『餅菓子即席手製集』は彼の手がけた菓子製法書です。餅や饅頭など、比較的庶民的な菓子を中心に70種類以上が紹介されており、挿絵も全て一九の手によるものとされます。 餅菓子とはいえ、本書には意外にも南蛮菓子が見られます。なかでも注目したいのはカステラで、製造風景の挿絵つきで紹介されています(上図)。生地を流した平鍋を、焼き釜の中に入れて焼いたり、できあがったものを切り分けたりする姿が見られ、興味深いです。これ以外にも、菓子を幸せそうに頬張る人や、菓子づくりの様子を見つめる子供など、菓子を楽しむさまざまな人々が描かれており、本書の大きな魅力となっています。 記載されている材料を見ると、どれも業務用、あるいは大人数向けの分量のため、当時の読者は作るというより、挿絵つきの読み物として本書に親しんでいたのではないでしょうか。一九も、主な読者層である一般庶民が楽しめるように、というねらいを持って絵を描いたのかもしれません。 他の製法書の場合、人物の絵はほとんどなく、このように人々の活気が伝わってくるものは大変珍しいといえます。不正確な記述も多い『餅菓子即席手製集』ですが、これらの挿絵のおかげで、当時の暮らしや菓子づくりの様子を伝える貴重な資料として注目できます。 ※画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。 参考文献 鈴木晋一、松本仲子編訳注『近世菓子製法書集成Ⅰ・Ⅱ』平凡社、2003年松下幸子「餅菓子即席手製集」『vesta』第33号、1999年、p83
大石真虎筆「柳下美人図」 天保4年(1833)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子にかかわるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 柳下美人図(りゅうかびじんず) 530mm×2000mm 満月の夜、柳の揺れる水辺で涼をとる女性たち。大石真虎(おおいしまとら・ 1792–1833)による肉筆浮世絵です。名古屋を拠点に京都や大坂、江戸にも滞在し、多くの文化人と交流した画家で、浮世絵、本の挿絵などの作品を残しています。 女性たちのそばでは、少女が小さな炉で湯を沸かしていますが、これは「涼炉(りょうろ)」という煎茶用の道具です。江戸時代中期以降、煎茶趣味が流行し、抹茶を嗜む茶道とは道具や作法が異なる茶文化が広まりました。煎茶道具や喫茶の場面を描いた絵画も描かれるようになります。 また、この作品は表具にも特徴があります。裂(きれ)は女性の着物を思わせる鹿の子絞模様の布、軸は染付(そめつけ)の磁器でつくられています。白い磁器に青で模様が描かれた染付は、煎茶道具でも好まれた素材です。絵の内容にふさわしい洒落た趣向といえるでしょう。 「柳下美人図」は、2025年10月25日(土)からから11月24日まで、虎屋 京都ギャラリーにて展示しております。この機会に是非ご覧くださいませ。 虎屋 京都ギャラリー 虎屋所蔵品展「月あかりに照らされて」*画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。
大石真虎筆「柳下美人図」 天保4年(1833)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子にかかわるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 柳下美人図(りゅうかびじんず) 530mm×2000mm 満月の夜、柳の揺れる水辺で涼をとる女性たち。大石真虎(おおいしまとら・ 1792–1833)による肉筆浮世絵です。名古屋を拠点に京都や大坂、江戸にも滞在し、多くの文化人と交流した画家で、浮世絵、本の挿絵などの作品を残しています。 女性たちのそばでは、少女が小さな炉で湯を沸かしていますが、これは「涼炉(りょうろ)」という煎茶用の道具です。江戸時代中期以降、煎茶趣味が流行し、抹茶を嗜む茶道とは道具や作法が異なる茶文化が広まりました。煎茶道具や喫茶の場面を描いた絵画も描かれるようになります。 また、この作品は表具にも特徴があります。裂(きれ)は女性の着物を思わせる鹿の子絞模様の布、軸は染付(そめつけ)の磁器でつくられています。白い磁器に青で模様が描かれた染付は、煎茶道具でも好まれた素材です。絵の内容にふさわしい洒落た趣向といえるでしょう。 「柳下美人図」は、2025年10月25日(土)からから11月24日まで、虎屋 京都ギャラリーにて展示しております。この機会に是非ご覧くださいませ。 虎屋 京都ギャラリー 虎屋所蔵品展「月あかりに照らされて」*画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。