虎屋文庫:和菓子だより
見本帳でお花見 菓銘を考える編
装飾を削り落としたシンプルな意匠からイメージを膨らませるのも、和菓子ならではの楽しみのひとつ。ここにあげたものは、どれも虎屋の桜の菓子なのですが、皆様ならどんな菓銘をつけますか? 1 2 3 4 虎屋の菓銘は、下へスクロールしてご覧ください。 ↓ 1、遠山桜(とおやまざくら)紅色を使わずに春を表した、上品で洗練された意匠。遠くの山並みに、桜が日の光を受けて輝いているさまが目に浮かぶでしょうか。 2、緋桜(ひざくら)紅と緑のそぼろで染め分けにしたきんとんは、紅色で八重咲きといわれる優美な「緋桜」を表現したものと思われます。 3、春の錦(はるのにしき) 麗らかな日和に爛漫の桜、柔らかに芽吹く草木。端正な桜形を三色に染め分けて、錦を織り成すような春の彩を表しました。 4、雲珠桜(うずざくら)「雲珠桜」は京都市北部にある鞍馬山の桜を意味する言葉で、千年前から使われています。小豆の粒が花びらを思わせ、詩情豊かです。
見本帳でお花見 菓銘を考える編
装飾を削り落としたシンプルな意匠からイメージを膨らませるのも、和菓子ならではの楽しみのひとつ。ここにあげたものは、どれも虎屋の桜の菓子なのですが、皆様ならどんな菓銘をつけますか? 1 2 3 4 虎屋の菓銘は、下へスクロールしてご覧ください。 ↓ 1、遠山桜(とおやまざくら)紅色を使わずに春を表した、上品で洗練された意匠。遠くの山並みに、桜が日の光を受けて輝いているさまが目に浮かぶでしょうか。 2、緋桜(ひざくら)紅と緑のそぼろで染め分けにしたきんとんは、紅色で八重咲きといわれる優美な「緋桜」を表現したものと思われます。 3、春の錦(はるのにしき) 麗らかな日和に爛漫の桜、柔らかに芽吹く草木。端正な桜形を三色に染め分けて、錦を織り成すような春の彩を表しました。 4、雲珠桜(うずざくら)「雲珠桜」は京都市北部にある鞍馬山の桜を意味する言葉で、千年前から使われています。小豆の粒が花びらを思わせ、詩情豊かです。
見本帳でお花見 桜花麗し編
梅や菊と並んで、和菓子の意匠として好まれる桜。大正7年(1918)に作られた虎屋の菓子見本帳から、桜に関わるものをご紹介。約100年前に描かれた菓子で、お花見をお楽しみください。 1、都の錦(みやこのにしき) 2、宵月(よいづき) 3、雪月花(せつげっか) 4、新伊勢桜(しんいせざくら) 1、「見わたせば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける」という『古今和歌集』の歌にちなんだきんとんです。 2、「春宵一刻価千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)」。朧月に照らされた桜花の美しさを愛でるひとときは、千金にもかえがたいものですね。 3、「雪月花」は、四季折々の自然美を表す言葉です。菓子は雪を象徴する地色の白に三日月と桜を添えた、可憐な意匠となっています。 4、伊勢桜は八重桜の一種で、桜の終わりに近い時期に咲くため「尾張(終わり)に近い伊勢の国」という洒落で名づけられたともいわれます。
見本帳でお花見 桜花麗し編
梅や菊と並んで、和菓子の意匠として好まれる桜。大正7年(1918)に作られた虎屋の菓子見本帳から、桜に関わるものをご紹介。約100年前に描かれた菓子で、お花見をお楽しみください。 1、都の錦(みやこのにしき) 2、宵月(よいづき) 3、雪月花(せつげっか) 4、新伊勢桜(しんいせざくら) 1、「見わたせば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける」という『古今和歌集』の歌にちなんだきんとんです。 2、「春宵一刻価千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)」。朧月に照らされた桜花の美しさを愛でるひとときは、千金にもかえがたいものですね。 3、「雪月花」は、四季折々の自然美を表す言葉です。菓子は雪を象徴する地色の白に三日月と桜を添えた、可憐な意匠となっています。 4、伊勢桜は八重桜の一種で、桜の終わりに近い時期に咲くため「尾張(終わり)に近い伊勢の国」という洒落で名づけられたともいわれます。
『あじわい』誌の春号に寄稿しています
全国銘産菓子工業協同組合発行『あじわい』にて連載中の「資料に見る和菓子」。今回は、江戸~明治時代の初め頃に菓子屋で使われた、菓子を届けるための容器「井籠」(せいろう)をご紹介しています。 下記からもご覧いただけますので、ぜひご一読くださいませ。 http://www.ajiwai.or.jp/
『あじわい』誌の春号に寄稿しています
全国銘産菓子工業協同組合発行『あじわい』にて連載中の「資料に見る和菓子」。今回は、江戸~明治時代の初め頃に菓子屋で使われた、菓子を届けるための容器「井籠」(せいろう)をご紹介しています。 下記からもご覧いただけますので、ぜひご一読くださいませ。 http://www.ajiwai.or.jp/
『お菓子たより』 昭和13~15年(1938~40)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 *画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。 昭和13年10月から昭和15年2月頃まで、虎屋が月1回お得意様向けに発行していた広報誌です。誌名は『お菓子たより』ですが、健康法や礼儀作法、化粧のコツといった家庭的・実用的な情報も扱い、充実した内容になっています。なかには、日中戦争下という時代背景を感じさせる、戦地の兵士の投稿も見えます。荷物に入れ大切に持ち歩いていた缶詰羊羹「夜の梅」を、戦闘中、民家の裏に置いていたところ、「飯盒を打抜かれ、あまつさへ夜の梅に命中、遂に半分食べる事も出来ず、あまり残念にて一筆書きました次第」とのこと。自身の命の危険もあったはずですが、つい嘆いてしまうほどに、羊羹が大変な楽しみ、慰めとなっていたことがわかります。 翻訳者・村岡花子や小説家・宇野千代ほか、著名人の随筆も掲載している。
『お菓子たより』 昭和13~15年(1938~40)
菓子資料室 虎屋文庫では虎屋歴代の古文書や古器物に加え、菓子に関わるさまざまな資料を所蔵しています。このコーナーでは、その一部をご紹介していきます。 *画像をご使用になりたい方は虎屋文庫までご連絡くださいませ。 昭和13年10月から昭和15年2月頃まで、虎屋が月1回お得意様向けに発行していた広報誌です。誌名は『お菓子たより』ですが、健康法や礼儀作法、化粧のコツといった家庭的・実用的な情報も扱い、充実した内容になっています。なかには、日中戦争下という時代背景を感じさせる、戦地の兵士の投稿も見えます。荷物に入れ大切に持ち歩いていた缶詰羊羹「夜の梅」を、戦闘中、民家の裏に置いていたところ、「飯盒を打抜かれ、あまつさへ夜の梅に命中、遂に半分食べる事も出来ず、あまり残念にて一筆書きました次第」とのこと。自身の命の危険もあったはずですが、つい嘆いてしまうほどに、羊羹が大変な楽しみ、慰めとなっていたことがわかります。 翻訳者・村岡花子や小説家・宇野千代ほか、著名人の随筆も掲載している。
「春を呼ぶ お砂糖人形展」トークイベントのお知らせ
第一回全国金花糖博覧会「春を呼ぶ お砂糖人形展」会場内で、金花糖の歴史や地域性について菓子研究家の溝口政子氏と虎屋文庫 中山圭子がトークイベントを行います。 開催日:2019年2月23日(土)15:30~ 2月24日(日)14:30~ 場 所:台東区立浅草公会堂1F 展示ホール 料 金:無料 お問合せ先:株式会社 萬年堂 鈴木様(03-3873-0187) 詳しくはこちらをご覧ください。
「春を呼ぶ お砂糖人形展」トークイベントのお知らせ
第一回全国金花糖博覧会「春を呼ぶ お砂糖人形展」会場内で、金花糖の歴史や地域性について菓子研究家の溝口政子氏と虎屋文庫 中山圭子がトークイベントを行います。 開催日:2019年2月23日(土)15:30~ 2月24日(日)14:30~ 場 所:台東区立浅草公会堂1F 展示ホール 料 金:無料 お問合せ先:株式会社 萬年堂 鈴木様(03-3873-0187) 詳しくはこちらをご覧ください。
東京都台東区で砂糖人形の展示が開催されます
第一回全国金花糖博覧会「春を呼ぶ お砂糖人形展」 会 期:平成31年2月21日(木)~24日(日)時 間:11:00~17:00(最終日は16:00まで)会 場:台東区立浅草公会堂1階展示ホール(東京都台東区)入場料:無料(一部、有料イベントあり) 東京・浅草芝崎町(現在の西浅草3丁目)は「菓子屋街」と呼ばれ、昭和40年代には74軒の菓子屋(うち金花糖は8軒)がありました。この砂糖菓子の聖地、浅草で「全国金花糖博覧会」が開催され、日本各地に残る希少な金花糖を集め、技術、歴史や地域文化などが紹介されます。 ●「林家たい平杯 金花糖絵付け大会」 金花糖応援隊長 林家たい平師匠、来たる! 日 時:2月21日(木) 14:00~ 絵付け 15:30 優勝者発表 15:30~16:00 スペシャルトーク 参加費: 500円 対 象:どなたでも(当日先着30名様) ●「金花糖の絵付けをしよう」 当たりくじ付きワークショップ(随時開催)ほか ●ギャラリートーク(23、24日) 金花糖の歴史や地域性について菓子研究家の溝口政子氏と 虎屋文庫 中山圭子がトークイベントを行います。 詳しくはこちらをご覧ください。...
東京都台東区で砂糖人形の展示が開催されます
第一回全国金花糖博覧会「春を呼ぶ お砂糖人形展」 会 期:平成31年2月21日(木)~24日(日)時 間:11:00~17:00(最終日は16:00まで)会 場:台東区立浅草公会堂1階展示ホール(東京都台東区)入場料:無料(一部、有料イベントあり) 東京・浅草芝崎町(現在の西浅草3丁目)は「菓子屋街」と呼ばれ、昭和40年代には74軒の菓子屋(うち金花糖は8軒)がありました。この砂糖菓子の聖地、浅草で「全国金花糖博覧会」が開催され、日本各地に残る希少な金花糖を集め、技術、歴史や地域文化などが紹介されます。 ●「林家たい平杯 金花糖絵付け大会」 金花糖応援隊長 林家たい平師匠、来たる! 日 時:2月21日(木) 14:00~ 絵付け 15:30 優勝者発表 15:30~16:00 スペシャルトーク 参加費: 500円 対 象:どなたでも(当日先着30名様) ●「金花糖の絵付けをしよう」 当たりくじ付きワークショップ(随時開催)ほか ●ギャラリートーク(23、24日) 金花糖の歴史や地域性について菓子研究家の溝口政子氏と 虎屋文庫 中山圭子がトークイベントを行います。 詳しくはこちらをご覧ください。...