虎屋文庫:機関誌『和菓子』
31号 特集「餅」
日本人にとって餅は、年中行事や人生儀礼に欠かせない、身近で重要な食べ物です。今回は、餅の概念の変遷、神饌(しんせん)の中の餅と米、街道の名物餅を巡る訴訟について、それぞれ論じていただきました。【史料翻刻】では、幕府御用もつとめた江戸の菓子屋・金沢丹後(かなざわたんご)に関わる、菓子絵図及び製造覚え書きを翻刻掲載しています。カラー口絵とともにお楽しみください。 発行年:令和6年4月価格:1,000円(税込)/送料別判型:B5頁数:86頁 ※ご購入の際は、機関誌『和菓子』トップページの「販売について」をご覧ください。 目次 【特集 餅】特集にあたって(虎屋文庫)日本のモチと菓子(原田 信男)祭礼の文化史―小槻大社の神饌、餅や米―(宇野 日出生)東海道小夜中山名物飴餅の生産・販売訴訟と領主(岡村 龍男) 【史料翻刻】(金沢丹後菓子控) 吉田コレクション ※詳しくはこちらをご覧くださいませ。
31号 特集「餅」
日本人にとって餅は、年中行事や人生儀礼に欠かせない、身近で重要な食べ物です。今回は、餅の概念の変遷、神饌(しんせん)の中の餅と米、街道の名物餅を巡る訴訟について、それぞれ論じていただきました。【史料翻刻】では、幕府御用もつとめた江戸の菓子屋・金沢丹後(かなざわたんご)に関わる、菓子絵図及び製造覚え書きを翻刻掲載しています。カラー口絵とともにお楽しみください。 発行年:令和6年4月価格:1,000円(税込)/送料別判型:B5頁数:86頁 ※ご購入の際は、機関誌『和菓子』トップページの「販売について」をご覧ください。 目次 【特集 餅】特集にあたって(虎屋文庫)日本のモチと菓子(原田 信男)祭礼の文化史―小槻大社の神饌、餅や米―(宇野 日出生)東海道小夜中山名物飴餅の生産・販売訴訟と領主(岡村 龍男) 【史料翻刻】(金沢丹後菓子控) 吉田コレクション ※詳しくはこちらをご覧くださいませ。
30号 特集「文学と菓子2」
前号に引き続き、「文学と菓子」がテーマです。島尾敏雄、永井荷風、川端康成、恩田陸など、近現代の作家とその作品が幅広く扱われています。各作家の菓子の扱い方や、作中で菓子がどのような効果をもたらしているのかといった、文学ならではの切り口をお楽しみください。巻頭言は、直木賞作家の西條奈加氏にご寄稿いただきました。
30号 特集「文学と菓子2」
前号に引き続き、「文学と菓子」がテーマです。島尾敏雄、永井荷風、川端康成、恩田陸など、近現代の作家とその作品が幅広く扱われています。各作家の菓子の扱い方や、作中で菓子がどのような効果をもたらしているのかといった、文学ならではの切り口をお楽しみください。巻頭言は、直木賞作家の西條奈加氏にご寄稿いただきました。
29号 特集「文学と菓子」
和菓子には、古典文学に想を得た銘を持つものが多くあり、また一方で、菓子の登場する文学作品も古今無数に存在します。そのような、互いに影響しあう「文学と菓子」をテーマにご寄稿いただきました。 なお和菓子研究では、虎屋文庫所蔵の歌川国麿「餅菓子 はんじもの」をご紹介しています。2021年「こんなところにも! 和菓子で楽しむ錦絵」展(虎屋 赤坂ギャラリー)で展示した際は正体不明としていた「えまさる」の答えも判明しており、必読です! 発行年:令和4年4月価格:1,000円(税込)/送料別判型:B5頁数:118頁 ※ご購入の際は、機関誌『和菓子』トップページの「販売について」をご覧ください。 目次 【特集 文学と菓子】特集にあたって(虎屋文庫)菓子を詠む漢詩・狂詩(杉下元明)戯作者と菓子屋の広告 ―浅草雷神門内の船橋屋織江を事例として―(金子千種)漱石の菓子たち(中井康行) 【和菓子研究】弘前藩の御用菓子司について(北上真生)史料紹介 歌川国麿「餅菓子 はんじもの」(森田環) 【史料翻刻】虎屋黒川家文書 貞享四年 諸方菓子御用覚帳①(虎屋文庫)江戸名物詩 (抄録)(虎屋文庫) ※詳しくはこちらをご覧くださいませ。
29号 特集「文学と菓子」
和菓子には、古典文学に想を得た銘を持つものが多くあり、また一方で、菓子の登場する文学作品も古今無数に存在します。そのような、互いに影響しあう「文学と菓子」をテーマにご寄稿いただきました。 なお和菓子研究では、虎屋文庫所蔵の歌川国麿「餅菓子 はんじもの」をご紹介しています。2021年「こんなところにも! 和菓子で楽しむ錦絵」展(虎屋 赤坂ギャラリー)で展示した際は正体不明としていた「えまさる」の答えも判明しており、必読です! 発行年:令和4年4月価格:1,000円(税込)/送料別判型:B5頁数:118頁 ※ご購入の際は、機関誌『和菓子』トップページの「販売について」をご覧ください。 目次 【特集 文学と菓子】特集にあたって(虎屋文庫)菓子を詠む漢詩・狂詩(杉下元明)戯作者と菓子屋の広告 ―浅草雷神門内の船橋屋織江を事例として―(金子千種)漱石の菓子たち(中井康行) 【和菓子研究】弘前藩の御用菓子司について(北上真生)史料紹介 歌川国麿「餅菓子 はんじもの」(森田環) 【史料翻刻】虎屋黒川家文書 貞享四年 諸方菓子御用覚帳①(虎屋文庫)江戸名物詩 (抄録)(虎屋文庫) ※詳しくはこちらをご覧くださいませ。
28号 特集「健康と菓子」
菓子は、古くより無病息災や疫病退散の願掛けに用いられ、近代以降は、滋養強壮・栄養補給などの側面からも注目されてきました。今号では、人々の心や体の健康を支える存在としての菓子に焦点をあてました。カラー口絵では、江戸時代、麻疹(はしか)の養生指南や疱瘡(ほうそう。天然痘のこと)見舞いのために作られた錦絵をご紹介しています。 発行年:令和3年3月価格:1,000円(税込)/送料別判型:B5頁数:92頁 ※ご購入の際は、機関誌『和菓子』トップページの「販売について」をご覧ください。 目次 【巻頭言】ある絵との出会い(林綾野) 【特集 健康と菓子】特集にあたって(虎屋文庫)お菓子と厄災―菓子に託した祈りと願い―(亀井千歩子)コラム アマビエの和菓子(虎屋文庫)近世・近代の菓子と健康観の変容―養生から滋養衛生へ―(橋爪伸子)薬としての砂糖(稲垣裕美)麻疹絵・疱瘡絵と菓子 口絵・解題(虎屋文庫) 【和菓子研究】饅頭を手製する大名―弘前藩主津軽寧親と福山藩主阿部正倫―(岡崎寛徳) 【史料翻刻】虎屋黒川家文書 元禄十三年諸方御用留帳⑤(虎屋文庫) ※詳しくはこちらをご覧くださいませ。
28号 特集「健康と菓子」
菓子は、古くより無病息災や疫病退散の願掛けに用いられ、近代以降は、滋養強壮・栄養補給などの側面からも注目されてきました。今号では、人々の心や体の健康を支える存在としての菓子に焦点をあてました。カラー口絵では、江戸時代、麻疹(はしか)の養生指南や疱瘡(ほうそう。天然痘のこと)見舞いのために作られた錦絵をご紹介しています。 発行年:令和3年3月価格:1,000円(税込)/送料別判型:B5頁数:92頁 ※ご購入の際は、機関誌『和菓子』トップページの「販売について」をご覧ください。 目次 【巻頭言】ある絵との出会い(林綾野) 【特集 健康と菓子】特集にあたって(虎屋文庫)お菓子と厄災―菓子に託した祈りと願い―(亀井千歩子)コラム アマビエの和菓子(虎屋文庫)近世・近代の菓子と健康観の変容―養生から滋養衛生へ―(橋爪伸子)薬としての砂糖(稲垣裕美)麻疹絵・疱瘡絵と菓子 口絵・解題(虎屋文庫) 【和菓子研究】饅頭を手製する大名―弘前藩主津軽寧親と福山藩主阿部正倫―(岡崎寛徳) 【史料翻刻】虎屋黒川家文書 元禄十三年諸方御用留帳⑤(虎屋文庫) ※詳しくはこちらをご覧くださいませ。
27号 特集「近世菓子見本帳」
菓子見本帳(以下、見本帳)は、上菓子(じょうがし・白砂糖を使った上等な菓子)の絵図と銘などが記された帳面です。多くは菓子屋が顧客に見せるカタログとして作成したもので、今回は主に江戸時代のものに焦点をあてました。豪華カラー口絵には、ボストン美術館所蔵の菓子見本帳を全頁掲載。色彩豊かで変化に富んだ菓子の意匠をご覧いただけます。特集には、紀州徳川家の御用をつとめた駿河屋(和歌山県)や弊社・虎屋の見本帳を取り上げた論考を収録したほか、所蔵機関一覧も載せ、見本帳研究に欠かせない一冊となりました。 発行年:令和2年3月価格:1,000円(税込)/送料別判型:B5頁数:138頁 ※ご購入の際は、機関誌『和菓子』トップページの「販売について」をご覧ください。 目次 【巻頭言】茶の菓子考―王朝文学をテーマにして―(筒井紘一)【特集 近世菓子見本帳 】特集にあたって(虎屋文庫)紀州徳川家御用菓子商・駿河屋伝来の絵手本について(山下奈津子)近世虎屋菓子見本帳に関する―考察(森田環)菓子見本帳翻刻 菓子雛形極彩色数品(ボストン美術館蔵) 蒸餅干菓子雛形(虎屋文庫蔵)菓子見本帳所蔵機関一覧 【和菓子研究】 東海地域の産業から見た菓子文化の歴史民俗学的考察(遠山佳治)【史料翻刻】虎屋黒川家文書 元禄十三年諸方御用留帳④(虎屋文庫) ※詳しくはこちらをご覧くださいませ。
27号 特集「近世菓子見本帳」
菓子見本帳(以下、見本帳)は、上菓子(じょうがし・白砂糖を使った上等な菓子)の絵図と銘などが記された帳面です。多くは菓子屋が顧客に見せるカタログとして作成したもので、今回は主に江戸時代のものに焦点をあてました。豪華カラー口絵には、ボストン美術館所蔵の菓子見本帳を全頁掲載。色彩豊かで変化に富んだ菓子の意匠をご覧いただけます。特集には、紀州徳川家の御用をつとめた駿河屋(和歌山県)や弊社・虎屋の見本帳を取り上げた論考を収録したほか、所蔵機関一覧も載せ、見本帳研究に欠かせない一冊となりました。 発行年:令和2年3月価格:1,000円(税込)/送料別判型:B5頁数:138頁 ※ご購入の際は、機関誌『和菓子』トップページの「販売について」をご覧ください。 目次 【巻頭言】茶の菓子考―王朝文学をテーマにして―(筒井紘一)【特集 近世菓子見本帳 】特集にあたって(虎屋文庫)紀州徳川家御用菓子商・駿河屋伝来の絵手本について(山下奈津子)近世虎屋菓子見本帳に関する―考察(森田環)菓子見本帳翻刻 菓子雛形極彩色数品(ボストン美術館蔵) 蒸餅干菓子雛形(虎屋文庫蔵)菓子見本帳所蔵機関一覧 【和菓子研究】 東海地域の産業から見た菓子文化の歴史民俗学的考察(遠山佳治)【史料翻刻】虎屋黒川家文書 元禄十三年諸方御用留帳④(虎屋文庫) ※詳しくはこちらをご覧くださいませ。
26号 特集「和菓子作りとその周辺」
青花紙(あおばながみ)、紅(べに)を用いた菓子の着色や、和菓子の命ともいわれる餡の歴史に関してなど、「和菓子作り」に関わる視点から、3氏よりご論考をいただきました。また、文豪・幸田露伴が著作の中で言及し、その後所蔵先不明とされていた貴重な史料「蒸菓子雛形并仕立方」(「蒸菓子雛形仕方」東北大学附属図書館狩野文庫蔵)の翻刻も掲載しています。 発行年:平成31年3月価格:1,000円(税込)/送料別判型:B5頁数:140頁 ※ご購入の際は、機関誌『和菓子』トップページの「販売について」をご覧ください。 目次 【巻頭言】 史料に出会うよろこび(江原絢子) 【特集 和菓子作りとその周辺】 特集にあたって(虎屋文庫) 植物染料「青花紙」による和菓子の色付け(落合雪野) 江戸時代の着色料「紅」に関する基礎的考察 -料理書・菓子製法書の記述を中心に-(立川亜理沙)あんの歴史-その歩みを辿る-(吉田隆一)製菓関連史料翻刻 蒸菓子雛形仕方(蒸菓子雛形并仕立方)/御菓子仕用帳 蒸くわし控 干くわし控/江戸菓子屋より菓子製法申出書留虎屋の白小豆(虎屋文庫) 【和菓子研究】 東京東部における菓子製造卸業の展開(荻原ちとせ)ノート 菓子袋(今村規子) 【史料翻刻】 虎屋黒川家文書 元禄十三年諸方御用留帳③(虎屋文庫) ※詳しくはこちらをご覧くださいませ。
26号 特集「和菓子作りとその周辺」
青花紙(あおばながみ)、紅(べに)を用いた菓子の着色や、和菓子の命ともいわれる餡の歴史に関してなど、「和菓子作り」に関わる視点から、3氏よりご論考をいただきました。また、文豪・幸田露伴が著作の中で言及し、その後所蔵先不明とされていた貴重な史料「蒸菓子雛形并仕立方」(「蒸菓子雛形仕方」東北大学附属図書館狩野文庫蔵)の翻刻も掲載しています。 発行年:平成31年3月価格:1,000円(税込)/送料別判型:B5頁数:140頁 ※ご購入の際は、機関誌『和菓子』トップページの「販売について」をご覧ください。 目次 【巻頭言】 史料に出会うよろこび(江原絢子) 【特集 和菓子作りとその周辺】 特集にあたって(虎屋文庫) 植物染料「青花紙」による和菓子の色付け(落合雪野) 江戸時代の着色料「紅」に関する基礎的考察 -料理書・菓子製法書の記述を中心に-(立川亜理沙)あんの歴史-その歩みを辿る-(吉田隆一)製菓関連史料翻刻 蒸菓子雛形仕方(蒸菓子雛形并仕立方)/御菓子仕用帳 蒸くわし控 干くわし控/江戸菓子屋より菓子製法申出書留虎屋の白小豆(虎屋文庫) 【和菓子研究】 東京東部における菓子製造卸業の展開(荻原ちとせ)ノート 菓子袋(今村規子) 【史料翻刻】 虎屋黒川家文書 元禄十三年諸方御用留帳③(虎屋文庫) ※詳しくはこちらをご覧くださいませ。