6月16日は「和菓子の日」。
かつて、6月16日には、菓子を食べ厄除招福を願う「嘉祥(かじょう)(嘉定)」という行事がありました。江戸時代には、江戸城の大広間に2万を超える菓子が並べられ、将軍から大名・旗本に下賜(かし)されたそうです。オンラインショップでは、この行事にちなみ『嘉祥蒸羊羹』を予約販売にて承っております。『嘉祥蒸羊羹』は餡に葛粉と小麦粉を加え、弾力がほどよく感じられる食感が特徴です。黒砂糖と小豆の風味をお楽しみください。
とらやの羊羹づくりは、小豆や白小豆などの豆を煮て羊羹専用の餡をつくることから始まります。その餡に煮溶かした寒天と砂糖を加えて、じっくりと煉りあげていきます。炊きあがった羊羹の煉り具合を見極めるなど、熟練した職人の目で確かめながらおつくりしています。